2008年7月20日日曜日

お幸せに・・・

教え子の結婚披露宴があり、広島まで出かけてきた。
彼女は幼い頃に母親を亡くし、父親や弟の弁当を作ったり、家事をこなしながら学業を続けてきた。
本人はそんな苦労をひけらかすこともなく、いつも優しくにこにこ笑っていた。
ごらんの通りの美人でありながら、成績も抜群。
卒業後は6年間も保育士を続けてきた。
お父さんの飾らない人柄がまた素晴らしい。
席表を見るとお母さんの名前があり、遺影が置かれていた。
フィナーレでは写真にも花束を・・・お母さんもきっと喜ばれたに違いない。

久しぶりに心の中がぽわーんとあったかくなった。
世知辛い世の中だけど、こんなささやかな幸せはきっとたくさん転がっているはず。
人生捨てたもんじゃないね。

きっと幸せになれるよ。
幸せになって欲しいな、誰よりも!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

心温まる結婚披露宴だった様ですね。
頑張り屋の彼女は必ず幸せになれます。
苦労の数だけ幸せもありますもの。

お父様も奥様を早くに亡くされて、仕事・子育てと大変だったと思います。

子供が親を殺すという殺伐とした世の中
忙しい忙しいで心を亡くした親達もいます。

良い子に成長された教え子さんは父親の深い愛情をしっかりと受けて育ってこられたのでしょう。

私も優しさと笑顔を心掛けよーと。
少々努力が必要ですけど・・・

tetsy さんのコメント...

コメントをありがとうございます。

禍福はあざなえる縄のごとし

ですかね?
当たり前のことを当たり前と思わずに「有り難い」と思えることが幸せに生きる方法なのでは?と思います。
今の子どもたちの多くはこれが欠けてるんじゃないかと思いますね。

なかなかできないことですけれども・・・