2009年3月28日土曜日

春の海

仕事になかなか区切りがつかず、春休み気分も全くないままの毎日。
高校を卒業した娘も関東方面の大学に入学が決まり、昨日旅立った。
ウキウキした気分と、少しの不安とが胸の中にあったのだと思う。
我が身を振り返ってみると、これからどんな毎日があるのだろうと希望に胸をふくらませていたっけと、
懐かしいようなねたましいような気持ちになった。

今日は出張で、海沿いにある施設まで車を走らせた。
部屋に閉じこもっていばかりいるとストレスを感じてしまうけれど、こうしてお天道様の光のもとにいるとやはり気持ちがよい。

もちろん、夜のネオンも大好きな私ではあるが・・・

2009年3月24日火曜日

しみじみ・・・


あっという間に3月も下旬・・・。
暖冬のためか桜の花もぼちぼち開き始め、次の週末はきっとどこも花見客で賑わうことだろう。

仕事をさっさと切り上げてバイクにまたがり、上関の中央公民館での「追悼 川口健治絵画展」に出かけてきた。
川口先生には生前一言では言えないくらいお世話になり、発病後も数度お見舞いに出かけた。
とってもよくしてもらったのに何の恩返しもできぬまま、鬼籍に入ってしまわれた。

お元気な頃はずいぶんと飲み会にもご一緒させていただき、たくさん話を聞かせていただいたことが懐かしく思い出されて、胸が熱くなるような気持ちになった。
あまりに早くあっけない死であったので未だ心の整理がつかないでいる。

会場には大きなパネルの写真が展示してあり、あたかもそこでスケッチをしておられる先生がいるようであった。
誰かに頼まれては、ずいぶんと無理を言って絵を描いていただいたのに私の手元には一枚もないのが今頃のように悔やまれる。

ちょうどお嬢さんも会場におられたのでしばしお話をして辞去。

会場から外に出ると、外は風はすこし冷たいものの、穏やかな瀬戸の海がまぶしく目に入ってきた。